| KREVAの軌跡 投稿者:くれ 投稿日:2007/03/08(Thu) 12:18 No.16 | |
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ここ数年メジャーシーンに躍り出て大活躍をしているKREVA。だがその活動に不満をもち食わず嫌いになっているヘッズが多いことも確かだ。ここではそんな人たちに彼に興味を持ってもらうためにKREVAの過去の作品を振り返り、彼のすばらしいプロデュースワークの数々を紹介していこうと思う。 |
| beautiful world (KREVA REMIX) くれ - 2007/03/08(Thu) 13:17 No.17 | |
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数々の彼のREMIXの中でも最高峰の出来。原曲もシングルとして発売されているだけあって、メロディアスなトラックと小柳ゆきの美しい声がマッチしたまさにbeautifulな曲となっているが、このREMIXはその世界感を暖かい音で表現することで名曲の域まで昇華させることに成功している。だがこのREMIXが名曲たる所以は音だけでなく彼のラップによるところも大きい。今では見せることも少なくなったキレた高速フロウに、かたいライミングで暖かく優しいリリックをつづるラップは、ヴァースは短いながらも圧倒的な存在感を残している。彼のトラック、ラップ両方がいつも以上に秀逸な出来であるこのREMIXを、僕はアンチにこそ強くオススメしたい。 |
| Re: KREVAの軌跡 monta - 2007/03/18(Sun) 16:17 No.18 | |
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小柳のか? あれはラップが素晴らしいよね ギミックに凝ったチマチマしたトラックばっかかと思いきや この曲みたいな壮大なスケールのトラックもしっかり作れちゃうクレバはすげーと思うよマジで |
| Re: KREVAの軌跡 monta - 2007/03/18(Sun) 16:23 No.19 | |
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便乗してやろwwwwwww
リミックスつながりということで平井堅のワンダフルワールド。 あ、↑がビューティフルワールドだからワールドつながりとも言えるかもな クレバ君狙った?w
この曲は小柳のと違って初っぱなからクレバのラップで始まる マシンガンライム。本当に心地よい韻を踏むのが巧いよ奴は。
君と交わした約束は3千万回 超えそうだけどそれも当てんなんない 気まぐれに決めていく賛成反対 すっかりはめられてる完全犯罪
やっぱ神だよ 今はちょっと・・・だけど
トラックに関しても申し分ない 原曲よりもポップになったのにもかかわらず平井らしさや彼の歌の世界観をしっかり残した名トラックだね ラップが凄いのは言うまでもないが。 |
| Roots くれ - 2007/04/28(Sat) 15:08 No.21 | |
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嶋野百恵のアルバム「Roots」の表題曲であるこの曲は、KICK THE CAN CREWとINNOSENCEが参加しており、各MCが2ヴァースもキックしているのでもはやこの2グループの曲と化している。 曲の内容は、低音の不穏な音で始まるLITTLEのヴァースからMCUのヴァースまで徐々にスピードアップしながら音が重なっていくドラマティックなトラックで、彼のものとは思えないほど彼の中では珍しい類のものとなっている。バイファー時代から現在のソロまで本当に様々な種類のトラックをつくる彼の懐の深さにはただただ感服するばかりである。 各MCのラップについては、INNOSENCEの2人にはまだかなり粗さが残るものの(特にSOHJIN)、KICKの3人はいつも通り、もしくはいつも以上の感動のメッセージを発信している。ことKREVAに関してはフロウが最もかっこいいときのもので、且つリリックも心に残るすばらしいものであり、最近の彼の、本人いわく「老若男女、万人に通じる」軽薄なメッセージとは一線を画す説得力を持っている。また、嶋野の伸びのある声と彼の静かな森の中にいるように感じさせられる神秘的な音が絶妙な相性を見せるサビの部分も最高で、始まりから終わりまで息する間もないほどの展開を見せている。まさに名曲と断言できよう。 |
| ユートピア くれ - 2007/04/28(Sat) 15:30 No.22 | |
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言わずと知れたKICK THE CAN CREWの代表曲であり、日本語ラップクラシックとも言えるのがこの曲だ。 壮大な世界を連想させる哀愁に満ちたトラックは、彼の仕事の中で1番の出来であると言う人も多く、サビでの宇多丸の「なぜか涙が止まりません」のサンプリングで一気に泣かされる。3人の自分の弱さをつづったリリックもずっしりと重く心に響いてくる。彼ら自身もこの曲にはかなりの自信と思い入れを持っているようで、必ずと言っていいほどライブでは披露される曲でもある。 よくブラウン管にでてきていたマルシェや性コンティニューなどのアゲアゲの曲しか知らない、彼らのそっちの側面しか知らないリスナーにこそ聴いてほしい。この曲の彼らこそが真の彼らだ。 |
| アイノカチ くれ - 2007/04/29(Sun) 21:35 No.23 | |
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童子ーTとKREVAの初共演作。まずトラックに関して言うと、シンプルで優しくきれいな音色が気持ちをしんみりと落ち着かせ、彼には本当に様々な引き出しがあるんだと感心させられる(まあキック時代は晩年に行くほど音がシンプルになっていくのだが)。 だがもしこの曲がこのトラックと童子のラップだけのものだったなら、ただのオシャレな曲程度のものにしかなっていないだろう。この曲の価値を一気に上げているのはKREVAの優しすぎる歌声によるサビだ。特別歌がうまいわけでもないし、歌手としてデビューできるほどのものではないが、彼の歌声は優しく暖かくて魅力がある。最近流行りの、ラッパーがサビは歌ってみました、みたいなのとは一線を画していると思う。 童子のリリックもとにかく優しいこの優しすぎる良曲を一度聴いてほしいと思う。 |
| PAY BACK (報復’98) くれ - 2007/04/30(Mon) 14:11 No.24 | |
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By Phar The Dopestの最も有名な曲であり、いまだにKREVAのヴァースが誰へのディスか議論が行われるほどの、ある意味で日本語ラップクラシックと言える曲。 Rhymestarの「報復(PAY BACK'95)」というディス曲の続編にあたるこの曲だが、いっしょなのはサビだけで、MC SHIRO(現宇多丸)を迎えてはいるものの完全に別な曲となっている。まず'95と大きく異なる点がトラックで、'95の小馬鹿にしたようなものとは違いKREVA製のこのトラックは非常に冷たく突き放されるような気持ちにさせられるようなものとなっている。 ちなみにこの曲が入ったアルバム「By Phar The Dopest」での彼のトラックはキーボードを使ったものらしく、現在とはまったく違うタイプのもので浮遊感に包まれ大変心地よいものとなっている。ただ今から9年も前の作品になるので人によってはシンプルさがチープに感じるかもしれない。だが何度も聴いているとそのチープささえも心地よくなってくるのだ。これが彼のトラックのすごいところである。 肝心のラップの内容については三者三様毒々しいリリックを書いているがやはり圧巻はKREVAだろう。ヴァースの始まりから終わりまでえげつないディスの連続。今では見られない彼のB-BOY PARKスリータイムスチャンピオンという側面の実力が存分に発揮されて、いままで聴いたどんなディス曲よりも毒々しく感じるし、さらに彼が言うことで重みが増しているという部分もあるのだろうと思う。 ディスの的についてはやはりNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのGORE-TEXという見方が依然有力だが、真相はKREVA本人以外誰も知らない。まぁ、「体格はよくてもライムが貧弱」「インパクトだけで勝負」「マイクもってがなるだけなら歌えばこの際鼻歌で 意味のない歌詞なら同じこと」などのラインから推測すればこの時代のラッパーで思い当たるのは確かに彼くらいだが。 とにかくキレキレの毒舌KREVAを味わうことができるのはこの曲含め数曲くらいなので確実に一聴の価値あり!! |
| united rivers くれ - 2007/05/06(Sun) 17:49 No.26 | |
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KICK THE CAN CREWのファーストアルバム「YOUNG KING」に収録されたこの曲はキック史上最も荒々しく激しい曲である。ドラムが重く鳴り響くイントロから始まるドラゴンを連想させる中華っぽいトラックは、まったくKREVAらしいものでなくここまで攻撃的なものは数多くの彼の作品のなかでも唯一この曲だけだ。 それは3人のリリックにも言えることで、自分たちの人生を激しい川の激流にたとえたこのリリックはまさにこの頃の彼らの勢いが存分に現れている。特にLITTLEはやはりこういうトラックがよく似合う。またKREVAもフロウがもっとも荒々しい時期で同じく曲によくマッチしている。単純なカッコよささだけならこの曲以後の余裕あるフロウより上だ。 攻撃的な面でのカッコよさでは断然キック史上最高の曲。この曲を聴いて彼らにはこんな鋭い牙があるのだということをぜひとも知っておいてほしい。 |
| よってこい くれ - 2007/06/03(Sun) 00:46 No.27 | |
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KICK THE CAN CREWのプロモーション用に配られたテープとDJ TATSUTAのMIX CD「ultimate audio adjustment」にしか収録されていないレア曲であるこの曲は、キックとNG HEAD,RYO the SKYWALKER の「TOKIWA」のヒップホップ、レゲエの実力派ユニットが共演した豪華な名曲となっている。 キック初期の頃の曲だけにTOKIWAの2人含めフロウは粗い。しかしながらトラック・ラップともに彼ららしいすばらしい勢いが感じられる。特にKREVA製のトラックはとにかくさわやかで夏を連想させ、キックの3人だけでなくレゲエ畑からの2人にも十分にマッチしている。 そしてなによりサビで「ジャンルわけなんて言葉につばを吐け」と叫ぶ彼らの怖いもの知らずな姿勢は、彼らへの低俗な批判を存分に蹴散らす破壊力を見せ心を熱くさせてくれる。 よってこいB-BOY。そう、かれらがキックザカンだ。 |
| ある意味規則的な生活の中の贅沢 くれ - 2007/09/08(Sat) 19:48 No.28 | |
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名作「By Phar The Dopest」に収録されたノスタルジックな名曲。内容は彼らの少年時代の回想であるが日本語ラップ界屈指のリリシストである彼ら二人の魅力がいかんなく発揮されている。 クレバのヴァースは彼の少年時代が次々と頭に思い浮かんでくるな見事な描写であり、キューゼロも彼の言う「意地になった十代」を切なさとともに届けてくれる。 トラックも今のクレバがつくっているようなキャッチーでポップな泣きのメロディーではなく、もっと本当に心に響いてくるような琴の音色に似たヒップホップらしさをもったすばらしいものである。 ハードコアなだけではない彼らのリリシストぶりをしっかりと聴いてほしい。 |
| ONE FOR THE WHAT, TWO FOR THE WHO くれ - 2007/10/03(Wed) 04:59 No.29 | |
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「日本語ラップの哀愁系の曲と言えば?」 こう聞かれれば多くのヘッズはこの曲の名前を挙げるのではないだろうか。キックのみならず日本語ラップを代表する佳曲である。どこか懐かしさを感じさせる美しい音色がループするトラックにサビでの絶妙な声ネタのサンプリング。そして何より極上のリリック。 それは彼らの苦悩から始まる。忙しすぎる毎日、変わってしまった地元の風景とふと思い出した子供時代の風景。思い悩む彼ら。そして彼らは叫ぶ。「何のために、誰のために」と。 しかしリリックはこのままでは終わらない。最後には三人とも今の現実をしっかりと見つめここで勝ち残っていく決意を固めるのである。 リトル「高尾の山も野球の相手も、浅川も流れてはないけど、も う離れらんないくれーに気に入ってんだマイステージ」 クレバ「でも今は自分の将来もこの眠らない街で占ないたい Go and go on my own road、一度決めたら最後奮闘」 MCU「それを落ち着かすためにあの窓へ、手を振り返しふける たそがれ、いつかは帰るよあの場所へ、今度はじいちゃ んになってるかもね」 日本語で聞かせる。彼らはそれができる数少ないラッパーである。 |
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